明らかに入国管理法違反
渡航者は成田空港で出国手続きを終えると搭乗ゲートのあるワンフロアに立ち入る。もちろん、この場所に立ち入る事が出来るのは空港関係者と出国手続きを終えた渡航者のみであるが、例外として許可の下りた報道関係者も立ち入る事が出来る。許容範囲を超えた取材手法はテロなどを想定した大きな違法行為となる為、報道陣は注意深く行動するという。が、今回、一部カメラクルーが大暴走劇を繰り広げてしまった。
騒ぎになったのは沢尻エリカの追跡取材にて。関係者によると「黒装束の沢尻さんが歩いて来たので、並行して通路を追いかけた。すると突然、某局のリポーターが『これを読んでください』と手紙と名刺を渡したんです。とっさの出来事に沢尻さんも戸惑いながら受け取りました。」とのこと。しかし物品のやり取りなどもってのほか。テレビ局の法務担当者は「明らかに入管法違反」と憤りを見せる他、事情通によれば「関税法やハイジャック防止法」などに抵触する恐れもあったという。
何らかの愉快な演出があったのかもしれぬが、平和とは言えテロなどの犯罪緊張が漂う昨今。「各々面白おかしいだけではなく、取材者としてプロ意識を持って欲しい」と事情通は語っている。尚、番組のプロデューサーと芸能デスクは今回に限りお咎めなしとされ、謝罪のみで事なきを得た模様。
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