究極の職場放棄、名古屋市バス運転手、これはどのような刑事罰になるのか？

公務員の不祥事が続いているが、6月28日、各メデイア報道の通り、名古屋市交通局の市バス運転士が、発車が遅れたことに対する乗客の指摘に動揺し、営業運行を中断させた。ひらたくいえば「バスと乗客をほったらかしにして徒歩で職場に帰った」ということなのだが。真夏でもあるまいにどうかしたのだろうか？

(名古屋市交通局ホームページTOP)
(名古屋市交通局報道発表資料より引用)

と交通局は謝罪しているが上司も冷や汗ものだっただろう。キーは抜いていたのかが気がかりだ。ここにもう一人どうかした人が出てそのままバスを乗っ取ったら大変な事態だっただろう。
平成24年6月28日(木)午後1時15分ごろそれは起こった。 名古屋市中川区荒子5丁目26番地先路上(市バス「高畑三丁目」南行停南方約400m)で中川営業所の運転士(男性39歳、勤続7年8か月)が、発車が遅れたことについて、乗客に指摘を受けたことに動揺し、上記の地点でバスを急停止、運転席を離れ、運行を中断させた。

始発停留所の地下鉄高畑の発車直前に乗客から道を尋ねられて遅れたのでそう責められることではないのだが、運転士は、約1時間後に徒歩で営業所に戻ったという。

バスにのこされた8名の乗客は、代行バスなどに乗り換えた。

経験年数や年齢からみて、カッと切れたりすることもないはずなのだが、よほどきつく言われたのか、親切にして遅れたのにと言うおもいなのか知らないが、原因はどうあれやってはいけないことをやってしまった。

名古屋市交通局は、事件以降、運転業務から外して、今後、厳正な対応を検討し、また、警察および中部運輸局へ報告したという。公務員としてはなんらかの懲戒処分かと思われるが、刑事罰的にはどういう罪になるのだろうか。

[七瀬]



名古屋市交通局報道発表資料/市バス運転士による営業運行の中断について
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