Macユーザーが、アップル製品と向かい合う時には、宗教信者と類似の脳内反応を見せることを検証するドキュメンタリー番組を、英国BBCが放送した。
Macユーザーにアップル社の製品を見せると、脳内の特定部位の活動が著しく活発になっていることが、磁気共鳴断層撮影(MRI)による測定で観察される。
この際の脳内特定部位は、宗教的信仰を有する者が神像を見た時に、やはり活発となる部位と同じだという。
同番組は、このような実験を通して、Macユーザーが有する、アップル社製品に対する宗教的反応の実体を報告している。
ロンドンに新たにオープンした、アップル直営店の開店イベントで、何物かに駆り立てられるかのように、熱狂する同社社員や顧客の姿も映像にある。
なかには、自室に祭壇を設けマッキントッシュをすえて拝しているユーザーさえいるという。
リーアンダー・ケイニー著「Cult of Mac」は、マックユーザーについて「独自の慣習と伝統と思考様式を持ち、独特のサブカルチャーを表している」とした上で、他機種のユーザーを凌ぐ、 Macファンの忠誠度、献身度を披瀝するエピソードを多数収録し、一時、話題となった。
今回のBBCによる、特集番組は、同書以上に、 Macユーザーの特異性を明らかするものとなった。
身辺に潜んでいる、PC界の異端・ Macユーザーにご注意を。かくゆう、記者も、 Macとの狂信的偏愛の時を過ごして20年有余年となる。
Amazon.co.jp The Cult of Mac /リーアンダー・ケイニー (著)
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