3人が水死
東京理科大学のワンダーフォーゲル部の学生が8月15日の夜、北海道の大樹町(たいきちょう)で鉄砲水に流された事故は衝撃的だ。若者3人が命を失った。
同大は18日午前に記者会見を開いて「計画に無理はなかった」と述べたが、「登山計画は学生に任せていた」とも言った。指導が足りなかった可能性もある。
素人だけで登ったのか
ワンゲル部では2年前知床半島の合宿で怪我人を一人出したので、OBなどのチェックを受けてから登山計画を大学に提出することになっていた。だが、今は指導員が全くいないそうだ。日程は二日遅れていたが、元々今回テントを張った場所に設営するつもりだった。
テントに関するウェブ・サイトを見たら、「河原は危険だから、絶対にテントを張ってはいけない」と書いてあった。大丈夫な河原もあるはずだが、原則として危険なのだろう。
適切な指導がなかったから、3人は死んだのだ。東京理科大の責任は重い。亡くなった学生自身も、勉強が足りなかった。
専門家にとっては当たり前のことだろうが、テレビや新聞はテント設営の問題点をはっきり指摘すべきだ。
自然体験活動QQレスキュー隊「テント設営(テンティング)の注意事項」YAHOO! 知恵袋「河原でテントを張るのは,危険でないですか…?」
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