琵琶湖で2年ぶりに開催された、日本テレビ系の
『鳥人間コンテスト』は第33回になる。
高さ10mのプラットホームから、助走をつけて飛行機を送り出し、距離やスピードを競う。
滑空機部門
グライダー型の飛行機にパイロットが乗り込み、風の力だけで滑空する
「滑空機部門」。
前回300m越えを果たした、
『情報ライブミヤネ屋』のキャスター宮根誠司が挑戦。機体製作からフライト補助までミヤネ屋のスタッフが行い、力が入っていたものの……記録は272.66mで前回の記録に及ばず、残念な結果に終わった。
優勝したのは、東京都の
「みたか+もばらアドベンチャーグループ」で、記録は421.11m。
人力プロペラ機ディスタンス部門
パイロットが機体に搭載した自転車をこぎ、プロペラを回して飛行する
「人力プロペラ機ディスタンス部門」。
前回は「18キロ地点で折り返す」というルールだったが、今回は「片道20キロの折り返し」にルールが変更され、パイロットは往復40キロを目指す。
優勝チームは、東京都の
「東京工業大学Meister」で、記録は18,556.82m。
パイロットのお母さんが、息子の好物の
「鶏かつ(鳥に勝つ!)」を持って応援に来ていた(笑)
人力プロペラ機タイムトライアル部門
スタート地点から500メートル先のポイントをターンして、ゴールするまでのタイムを競う
「人力プロペラ機タイムトライアル部門」。
優勝チームは、愛知県の
「Team‘F’」で、名門校のOBが集結したスペシャルチームだ。学生時代に培った経験を生かし、1'55"02という素晴らしい記録をたたき出した。
そういった最速の記録もある一方で、
「失格」や
「記録なし」が相次ぎ、それだけ難しい部門なのだろう。
なかには、プラットホームから勢いよく飛び出したはいいが、パイロットが早々に落下、飛行機だけが飛んでゆく!などというアクシデントもあり笑えた。
また、過去の
『鳥人間コンテスト』を見て挑戦したくなったと、中国から
「TEAMT上海OXAI」が参加している。
年々グレードアップする鳥人間コンテスト、今後世界各国からの参加も増えるのではないだろうか。
日本テレビ『鳥人間コンテスト』
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