10月8日(金)スタートのTBSテレビ系
『SPEC(スペック)』は、SPEC(特殊能力)を持つ犯罪者と刑事達の死闘を描く、脱力系のサスペンスである。
なお、1999年に放送された
『ケイゾク』から、一部設定を継続している。演出が堤幸彦監督なので、
『トリック』などにも通じる独特な世界観がただよっている。
ケイゾクとは?
迷宮入りした事件を捜査する警視庁捜査一課弐係、通称
“ケイゾク”に配属された、東大卒のキャリア警察官僚・柴田純(中谷美紀)が主人公の刑事ドラマである。
柴田純の相棒であり、先輩刑事の真山徹役は渡部篤郎だった。また、二人の上司で、捜査一課弐係係長役の竜雷太は、同じ野々村係長役でこの『SPEC』に出演している。
柴田&真山コンビに代わり、『SPEC』では、丸刈りの加瀬亮と戸田恵梨香がコンビを組む。
加瀬亮×戸田恵梨香
変わり者の女刑事という点では、柴田(中谷美紀)と当麻(戸田恵梨香)は、いい勝負である。
当麻は、警視庁公安部に新しく設立された未詳事件特別対策係、通称
“ミショウ”で、捜査一課の手に余る特殊な事件を担当している。
このミショウに特殊部隊SITから、部下を誤射した瀬文(加瀬亮)が飛ばされてくる。
実は、この二人もSPEC(特殊能力)の持ち主である。瀬文と当麻のかもしだす妙な空気が、とにかく面白い。
怪しい犯罪者
毎回、怪しい犯罪者(豪華なゲスト)が登場する。
第一話は、占い師(田中哲司)に「毒殺されて死ぬ」と予言された政治家(金子賢)とその秘書(上川隆也)の話。
予言どおり毒殺されてしまうが、その意外なトリックをIQ201の当麻があばく。
犯人の持つさまざまなSPEC(特殊能力)が見どころであるが、豪華なゲストが、がんばればがんばるほど笑えるドラマだ。
SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿~
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