この秋のドラマは、
『ナサケの女』と
『黄金の豚』カネがらみのドラマがダブっている。しかも、主演はWリョーコ。
これまでに、弁護士、銀座のママ、女刑事とさまざまな役を演じてきたが、今回の米倉涼子は国税局査察官、マルサの女ならぬ
『ナサケの女』だ。
脱税するやつは許さない
西伊豆の税務署員である松平松子(米倉涼子)は、優れた直感と大胆さで数々の脱税容疑者を摘発し、その手腕を買われて東京国税局へ異動になる。
「脱税してるヤツは、日本の道路を歩くな!」というのが口癖。
異動早々松子が目をつけたのは、ホストクラブ「フィナーレ」のナンバーワンホスト・愛川リュウジ(金児憲史)だ。
脱税していそうな匂いがプンプンしている。
そして、リュウジに狙いをつけたのは松子だけではなかった。査察部長・新田新次郎(柳葉敏郎)の指揮で、巨額脱税容疑に対する強制調査の準備が整えられていた。
しかし、リュウジのマンションに踏み込んだ査察官達は、そこで松子を発見する(笑)
米倉涼子VS飯島直子
松子のライバルともいえる存在が、上司の犬養一美(飯島直子)である。
松子のなりふりかまわない調査方法に、「査察官のプライドはないの?!」と批判的だが、「せんぱ~い」と松子は軽くあしらっている。
また、米倉涼子以上に出世したのは泉谷しげる、この人だろう。東京国税局査察部査察第18部門、通称
“ナサケ”の統括官を演じる。
そして、オカマバー「鉄子の部屋」のママに、武田鉄矢が抜擢されているが、本人が志願したようだ。
エンディングでは、
ドリカムの『LIES,LIES.』に合わせ、米倉涼子がバックにナサケダンサーズ?!を従えて踊っている。
「米倉涼子のエクササイズ」なんて発売したら、いいかもしれない。
ナサケの女~国税局査察官~
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