ついに正式決定!
オリンピックの男子マラソンに出るためにカンボジア国籍を取得して、記録を更新し続けていたタレントの猫ひろし(本名・滝崎邦明)さんがついに念願かなってロンドン五輪男子マラソンのカンボジア代表に決まったことが25日、明らかになった。
(猫ひろしオフィシャルブログTOP)
このいわば快挙に対し、ネット上にいろいろと書かれている。手放しで応援する人、批判的な人、いろいろだが、最近市民ランナーとして名門の企業スポンサーのついていないランナーが頭角を現してきている。まさに「やってやる」精神のたまものだ。
タイム更新がすべてを表している
たまたま、猫ひろしさんは本業がお笑いだったのでサービス精神が旺盛なのと、マラソン選手のピークが済んだらあとは本業中心になるだろうから、そう怒ってみても仕方ない。
日本人のユーモアのなさも批判的になる原因かもしれない。あの身長での歩幅から言えば、条件が整っていたら「日本のトップランナー」であったかもしれない。マラソンは「ちょっとやってみようか」と言う程度ではあの記録は出せない。
「ウォー」と言おうが「ニャー」と言おうが結果を出せばいいのだ。世界記録にほど遠くても、カンボジアで努力してきたのだから。また、カンボジア陸連のペン・ブティ専務理事が
「猫さんは経済大国から来てくれた。猫さんのような日本人がカンボジアのために身をささげ、努力してくれることは、カンボジアにとって誇りだ」と歓迎した。
(スポニチアネックスより引用)
という事でいいのではないか?
陸上界では?
日本のマラソン界で押しも押されもせぬスターだった。日本陸連理事の瀬古利彦氏のコメントは
「本当におめでたいこと。五輪は参加することに意義がある。選ばれた以上、カンボジア国民の夢を背負って頑張ってほしい」
(ディリースポーツオンラインより引用)
とエールを送っている。
マラソンを通じてすでにカンボジアとの国際交流に尽力している五輪メダリストの有森裕子さんは
「心情的にはこれが本当にいいことなのか複雑だ」
とコメントした。
それぞれの立場で反応はいろいろだが、国籍を言いだすと、マラソンなどはまだ世界的な種目であるが、日本の相撲が国技だと言いながら、日本国籍を取って顔に合わない「ちょんまげ・着物姿」で闊歩している外国人の姿をどうとるのだろうか?猫ひろしのやり方を批判する人は相撲界にも言うべきだ。
[七瀬]
猫ひろしオフィシャルブログ
http://blog.oricon.co.jp/neko_hiroshi/スポニチアネックス
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/03/26/kiji/K20120326002907900.htmlディリースポーツオンライン
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2012/03/26/0004915453.shtml
[PR]