
ライブドアのネットリサーチが1月22日~29日の間、「NHKの情報は信頼できるかどうか」をアンケート調査した。
今回の調査の結果は、「信頼できる」が24.3%に対し、「信頼できない」が75.7%で、圧倒したかたちだ。
「信頼できる」と回答した人のコメントを見ると、災害報道や重大な事故の報道といった、スピードが問われる報道には、一定の評価があるようだが、「他の民放と比べて信頼できる」などといった、やや否定的なものも見られた。
全体的には、一つの放送局から情報を得るのではなく、さまざまな放送局から情報を得ることで、信頼できるものをピックアップしているようだった。
公益財団法人新聞通信調査会の調査では、NHKが最も信頼できるメディアとなっていたが、今回のアンケート調査を含めて考えると、NHKの情報を心から信頼している人は少なく、一つの情報源として活用している人が多いということになるのだろう。
国民が信頼できるメディアが生まれるのは、情報化社会となっている現在、非常に困難になりそうだ。
<関連サイト>
http://research.news.livedoor.com/r/39395
(編集部 松崎邦彦)
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