
吉本興業(※1)は、中国の上海メディアグループ(以下SMG)と提携することになった。
業務提携の概要
今回の業務提携では、両社は、合弁企業を上海に設立する。
合弁会社は、日本のテレビ番組の販売や、中国でのお笑い番組の企画・販売などを展開していく。
また、両社は、SMGのバラエティ番組の海外販売、携帯端末へのコンテンツ配信、広告事業も展開していく計画だ。
SMGの概要
吉本興業が今回提携するSMGは、中国最大手のメディアグループだ。
同グループは、地上波、ケーブルなどに14のチャンネルを持ち、11のラジオ局も運営し、番組制作も手掛けている。
中国展開を進める吉本興業
吉本興業は、2009年に中国政府系のイベント会社に資本参加し、中国人タレントのコンサート主債権を獲得し、コンサート事業を開始するなど、中国への進出を進めてきた。
今回の業務提携は、それをさらに推し進めるものといえよう。
吉本の笑いが中国で通用するか!?
今後、中国市場で吉本興業がどのように事業を展開していくのか。日本の笑いが中国でも通用するのか。その動向に注目したい。
※1は「吉本興業株式会社」の略である。
吉本興業株式会社ホームページ上海メディアグループホームページ
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