(画像は週刊少年ジャンプ公式サイトより)
18日、文化庁と国立国会図書館が国内のマンガやアニメ、ゲームなどのメディア芸術分野で歴史的、文化的価値が高い資料の保存や収集を推進する方針を合意した。今回の協定により、両社は体系的な分類、保存収集の強化などを目指すとしている。
マンガやアニメの保存を巡っては「国立メディア芸術総合センター」の建設が自民党によって考案されていたが、予算117億円の巨大な公共事業に疑問の声が相次ぎ、平成21年の政権交代で「アニメの殿堂」と批判され頓挫した。ただし、その一方でポップカルチャーの資料収集については継続して重要課題として取り上げられており、それが今回の協定に繋がったものと思われる。
協定では、上記のポップカルチャー他、テレビやラジオ番組の脚本や台本、また楽譜など音楽関係の資料収集でも連携を強化するとしている。
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