ケーブルテレビ事業者向けクラウドサービス
イッツ・コミュニケーションズ株式会社(
イッツコム)と、
日本デジタル配信株式会社(
JDS)は、5月31日、「
統合クラウドサービス」の提供開始を発表した。「
統合クラウドサービス」とは、
ケーブルテレビ業界の業務システム標準化を目指したアウトソーシングによるサービス
で、その第一弾として、7月1日から、
ケーブルモデムの設定・管理(DPM)サービスの販売を開始する。
ケーブルテレビ事業に関わるシステムを統合
ケーブルテレビ事業者は、その事業に際し、
顧客管理(CRM)、
請求管理(Billing)、
Mail/Webサーバー、
IPアドレスの付与(DHCP)などのシステムが必要になる。「
統合クラウドサービス」は、これら複数のシステムを、
統合し違和感なく利用が出来るシームレスな構造にする
ことによって、それぞれのシステムを個別に運用する手間を大幅に削減、業務効率の向上を図るという。
同時に、このサービスは「
クラウド環境」を利用するため、事業者が自社保有していたシステムの維持管理コストが大きく軽減されることが期待できる。
カナダの「Sigma Systems」と提携
なお、この「
統合クラウドサービス」のシステムには、カナダの「
Sigma Systems」のソリューションを採用する。「
Sigma Systems」は、ケーブルテレビ業界とテレコム業界向けに、IP系サービスを管理する基盤やソリューションをグローバルに提供している会社で、日本ではイッツコムが
独占販売権を得た(一部例外あり)。
イッツコムと
JDSは、これからも
先進的で付加価値の高いシステムの展開を行い、ケーブルテレビ業界全体の発展に貢献できる質の高いサービスを提供していきたい
としている。

イッツ・コミュニケーションズ株式会社と日本デジタル配信株式会社によるニュースリリース
業務システムのアウトソーシングによるサービス 『統合クラウドサービス』 7月1日より提供開始~第一弾商品「ケーブルモデムの設定・管理(DPM)サービス」~
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