おからだけでは作り出せない肉の食感
「
おから」は
ヘルシーで腹もちがよく、ダイエット中の食材として人気がある。特に市販のクッキーやケーキはダイエットをこころざす人なら一度は食したことがあるのではないだろうか。しかしこのクッキーやケーキは家庭で作ると水分がなくボソボソとしており、長く続けるには苦痛である。
とはいえ、調理するにもおからをそのまま使うにはバリエーションに乏しい。淡白な味からお肉の代替として使われることもあるが、肉独特の噛みごたえやジューシーさはおよそおからだけでは生み出すことができない。
しかしこのおからにあるものを組みあわせることで、お肉の食感をリアルに再現しつつヘルシーさを損なわない手作りのダイエット食品が、2010年8月27日放送の日本テレビ系列「
寿命をのばすワザ百科」で紹介された。
おから+こんにゃく=お肉
その組みあわせるものというのが「
こんにゃく」である。
腸の動きを活発にする食物繊維のひとつ
コンニャクマンナンがふくまれる食材として有名で、こちらもダイエットの強い味方である。ほどよい歯ごたえと水分がおからと組みあわさることで、お肉とまったく同じ食感を作り出すことができるのだ。
「
おからこんにゃく」は市販の手作りこんにゃく用の「こんにゃく粉」をぬるま湯でふやかし、「生おから」、「とき卵」、水でといた「水酸化カルシウム」をくわえて混ぜ、30分沸騰したお湯で煮ることで作ることができる。作ったものは冷凍保存が可能で、フードプロセッサーでくだけばひき肉のように使うこともできる。
動物性の脂肪は中性脂肪として体にたまりやすい。どうしてもお肉がやめられないというかたは、だまされたと思って一度作ってみてほしい。こんにゃく粉はインターネット販売や大手量販店など、水酸化カルシウムは薬局などで入手できる。
寿命をのばすワザ百科楽天市場:手作り用こんにゃく粉
[PR]