「まんが日本昔話」製作会社のグループ・タックが倒産
「まんが日本昔ばなし」などを手がけていたアニメ製作会社「グループ・タック」が倒産した。
1968年に創業し、40年以上の歴史があったが、2010年の決算月である8月に、準自己破産した。負債総額は6億5000万円。
グループ・タック
1968年3月に、旧虫プロダクションの音響スタッフだった音響監督の田代敦巳が部下の明田川進、アニメーション監督・演出家の杉井ギサブローらを誘って設立した。
「まんが日本昔ばなし」「銀河鉄道の夜」「イーハトーブ幻想~KENの春」など、過去の名作に
よる作品を手がける一方、1990年代以降は従来の作風にとらわれない作品も発表していた。
グループ・タックの破産
2010年8月31日に東京地裁へ準自己破産を申請し、東京地裁は翌9月1日に
破産手続き開始決定をした。
名作を生み出す製作会社の倒産
まさか、「まんが日本昔ばなし」や「銀河鉄道の夜」を製作している会社が倒産するとは想像しなかっただろう。
名作を生んだ製作会社でさえ、生き残りが難しい時代であることが浮き彫りとなった。
グループ・タック
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