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2024年12月08日(日)
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北方領土がロシアの対中国海軍基地になる日

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北方領土がロシアの対中国海軍基地になる日

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択捉で軍事演習、大統領の国後視察、真の背景は

中国中央テレビの報道番組「東方時空」は、ロシアのメドベージェフ大統領が、わが国の主権が及ぶ北方領土の国後島を、不正に訪問したことを特集し、日本の政権政党・民主党が行う外交は「素人」の域だと論評した。

 米軍普天間基地問題での日米関係の停滞。尖閣列島海域における、中国漁船船長逮捕事件での自国中国との関係の険悪化。これらは、その拙劣さに要因があり、民主党はやがて外交問題で政権の座から去るだろう、とも報じている。

 領土係争があるとする、当事国の報道機関にこうして「心配」してもらっている民主党外交だが、国内の報道機関は、メドベージェフ大統領の国後島訪問について、中国漁船船長逮捕事件後の9月末に大統領が中国を公式訪問したが、その後、中ロ両国が共通して有する懸案である、対日領土問題で連携したものだとする論調が主だ。

対中国軍事対抗策がロシアの本音

 ここ半年の間、ロシアは極東で積極的な動きを見せている。
 6月末から、7月初旬にかけてやはり、わが国の主権を無視する形で北方四島に含まれる択捉島を一部使用し、極東全体に展開する大規模軍事演習「ボストーク 2010」をロシアは行った。

 その際、メドベージェフ大統領は、北方四島への上陸は行わなかったものの、海上に浮かぶ駆逐艦から演習の視察を行った。

 今回の大統領による国後島視察を含めて、極東における外交、軍事で活発化するロシアの一連の動きについて、極東における国際関係に詳しいNPO文明アジアの大友鎮忠主幹は「対中牽制策からくる動き」だと解説する。

テレビ
メドベージェフ大統領の任期は、あと1年半。プーチン氏の大統領復帰のうわさもある。


「6月末からの軍事演習ボストーク 2010に先立ち、ロシアは、高速で大量の兵員を陸揚げする能力を持つ、大型揚陸艦を極東に配備した。これは、後継問題で不安定化した北朝鮮において米中が軍事介入を行うような状況になった場合、ロシアも海上から兵員を送り、介入する意思をもっていることの現れだ。米中いずれかといえば、中国への強い対抗意識からくる動きと考えられる」

「ソ連時代を含めて、ロシア最高首脳が初めて、わが国の主権を侵して国後島を視察した。このことについて、領土問題でメドベージェフ大統領が対日強硬策を選択した、と解釈する国内の識者があるが皮相を見ている。対日領土問題で中ロ連携、などと論評する向きもあるが、これは全く逆だ。ロシア政府は、ここのところ中国海軍が、西太平洋まで巡航する能力を有したことに対して、強い危機感を抱いている。日本列島を横切り、太平洋まで遊弋する中国海軍の艦艇に対抗しなけらばならないと強く考えている。そこで、北太平洋に張り出した形で並んでいる北方四島を、わが国の主権を無視した形で、軍事上、自由に使うための既成事実を積み重ねようとしている。択捉島での演習、メドベージェフ大統領の国後視察そのためだ」

 大友主幹の解説が正しければ、暗礁に乗り上げた、北方領土問題も、中国の急速な海軍力の増強が、強く影響している、ということになる。

 どうする、日本外交。どうする民主党。
 ウラジオストクのロシア極東艦隊が、国後島に母港を移す日がくるかもしれない。

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