
フジテレビの
『奇跡体験!アンビリバボー』で、脳のさまざまな誤作動が放送されていた。
あなたは、記憶が飛んだことや、幻覚、幻聴といった経験をしたことはないだろうか?
それらは、脳の誤作動だそうである。
ブレインロック現象
アメリカで、飛行機からパラシュートで飛び降りたスカイダイバーが、パラシュートを開くことなく地面に激突した例が複数報告されており、これらを検証したところ、パラシュートで飛び降りた人にはなんの異常もみられなかったそうだ。
検証結果によると、単なるド忘れらしい……。人間の脳には、「短期的な記憶の保存」と「長期的な記憶の保存」があり、繰り返し行っているような動作は、長期的な記憶の保存となるが、パラシュートを開くことなく落下した人は、長期的に保存されていたはずの記憶が欠落したのだ。
こういった現象を
「ブレインロック現象」という。
ちなみに、アクセルとブレーキを踏み間違える交通事故なども、同様の例に該当するとのことだ。
サードマン現象
冬山で遭難した人が、不思議な光の導きにより生還できた例があるそうだ。
不思議な光は「諦めてはいけない、頑張りなさい」と励まし、彼に帰り道のルートを教えてくれたという。
こういった謎の存在が現れる現象を
「サードマン現象」と呼ぶらしい。
たいへん不可思議な現象だが、学者は、人間が極限状態に陥った時に「側頭葉に何らかの刺激が加わり、脳の誤作動によってサードマン現象が生じたのではないか?」と考えるようである。
タキサイキア現象
パニック状態に陥ったときに、情景がスローモーションのように見えることがある。
「タキサイキア現象」というらしい。
これは、体が生命の危機に襲われたときに脳が停止し、情景を正しく判断できなくなった場合に起こるということだ。
ピストルの弾をよける『マトリックス』のキアヌ・リーブスを想像したが、特殊能力ではないらしい、残念である。
脳は極限状態に追い込まれると誤作動を起こすようだ、覚えておきたい。
奇跡体験!アンビリバボー
[PR]