
大手芸能事務所、株式会社ジャニーズ事務所は、3月中の6アーティスト、18公演を全て中止し、コンサートで使うはずだった大型トラックと電源車、軽油を東日本太平洋沖地震の被災地を救援するために提供した。しかし、同事務所の支援はそれだけに留まらない。
4月からのライブ
ジャニーズと言えば、花火や特効、フライングなど、大がかりな演出が特徴だが、4月からのライブについては、節電ライブを試みようとしている。4月の始めには、NEWS山下智久の大阪城ホール公演、タッキーと翼の横浜アリーナ公演が待っている。これらのライブは、派手な仕掛けを避けて、被災地に励ましのメッセージを送るようなものにする予定だ。
通常1公演につき3000ワットの電力を費やしているジャニーズ公演だが、今後は300ワットで行う意向。公演会場内は、いささか照明が暗くなりそうだが、アーティストたちの光輝くタレントがそれを補うことになるだろう。
「被災地の方々に希望を与えたい」という今井翼君以下、ジャニーズのアーティストたちの熱意が被災地の人々の心に届くのを願うばかりである。
株式会社ジャニーズ事務所
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