飲料水や食品などに含まれる放射性物質の規制値を国が緩和する方向で動いていることが明らかになった。写真はイメージ ウィキペディア コモンズより
規制値が厳しすぎる?
東京の浄水場などの水から、乳児の飲める許容量を超える放射性ヨウ素が検出され、福島県産の野菜からは、国が取り決めた放射能濃度の暫定規制値を超えたものが出てしまい、出荷規制されている。
ところが、この暫定規制値が緩和され、より高い放射線量の水や食品が許容されるらしい。
2011年3月25日、内閣府の食品安全委員会は規制値を緩和する方向でまとまり、厚労省がそれに基づいて、新しい規制値を定める見通しになった。
一部報道では、規制値が2倍にまで引き上げられるといった情報もあり、健康に影響が出ないのか、不安の声が上がっている。
これが放射性物質の食品添加合法化の第一歩、ではないと願いたい。
食品安全委員会 公式サイト
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