
夏本番。今年は節電の夏ということで、例年よりも暑い思いをしている人も多いのではないでしょうか。そこで、電力を使わずに涼しくなる「怖い話」はいかが?
先日NGKにて、兵動大樹、メッセンジャーあいはら、ハチミツ二郎、島田秀平らが出演した「なんば怪談花月~身の毛もよだつコワ~イ噺~」が行われました。このように最近では、怪談系のお笑いイベントも数多く開催されています。
また、多くのサイトで「意味が分かると怖いコピペ」や「洒落にならないほど怖い話」などのまとめを読むことができ、私たちは以前よりもお手軽に怖い話が楽しめるようになりました。
怖い話がやめられないのは
ところが一度、怖い話を調べ始めたらなかなか止められないという経験はないでしょうか。
意味が分かると怖いコピペの「意味」を理解するまで考察したり、怖いもの見たさで次々とリンク先をたどっていったり、わざわざ自分のブログに取り上げたり、はたまた友人に話したり…。
自分の生活からかけ離れているある種の「非日常の感覚」を味わいたいという思い、知的好奇心、謎解き願望などの理由で、私たちは怖い話をやめることが出来ないのです。
怖い話に触れすぎて、夜中にトイレに行けなくなったり、お風呂に入ることができなくなったりしてしまう人も多いことでしょう。
恐怖からの自衛マニュアル
そんな時、恐怖を克服するにはどうしたら良いのでしょうか。様々な方法が考えられます。
カップ麺を作って食べる追い求めていたはずの「非日常の感覚」によって怖い思いをしてしまっているのです。日常に帰ってくるために有効なのは、カップ麺を作って食べること。料理を作ること全般が効果的ですが、調理にかける時間が少ないカップ麺が一番手っ取り早く恐怖を払拭してくれます。においをかぐだけでも恐怖は和らぐでしょう。
人に話すそもそも「怖い思いをしている」こと自体が「呪い」にかかっている状態。呪いを解くには「人に話す」ことが効果的なのです。誰かに話すことで、「この話で怖い思いをしている人が自分ひとりではない」という感覚に助けられます。恐らく、「意味が分かると怖いコピペ」がコピペたる所以は、たくさんの人に恐怖を分散させて請け負ってもらいたい、このあたりの心の動きが関係していると思われます。
踊る、笑う、歌う、怒る、エッチなことを考える…などの生命感のある行為をする生きている人間ならではの行為をすることで、恐怖はやわらぎます。結局は、死(や、それに準ずるあらゆる不幸・不安)の擬人化が幽霊であり、それに対する感情が恐怖なので、生きている実感を得ることで克服できることでしょう。
自分が具体的に怖いものを考える自分が怖いと思う対象がわからないことに、私たちは怖い思いをさせられていたりするのです。つまり、自分が本当は何が怖いのかを知ることで、怖い気持ちから克服できるかもしれません。
これで今夜は大丈夫!
うっかり怖い話を読んでしまったあなた!カップ麺でも食べて、怖い思いをする羽目になった話をコピペして拡散しまくって、友だちに伝えて、歌って踊って、具体的に怖いことを考えることで、今夜は大丈夫です!
案外、太るのが怖いとか、親や先生が怖いとか、そんな理由だったりするのです。
意味がわかると怖いコピペ(ニュー速クオリティ)
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