「ニャ~」でおなじみのお笑い芸人猫ひろし。もう一つの顔はマラソンランナーだ。彼は真剣にロンドンオリンピックを目指している。そう、カンボジア人として。
マラソンランナー猫ひろし
「オールスター感謝祭」で走っている姿をよく見る猫ひろし。2008年春、2011年春と2回も優勝しており、初めはギャグで走るのかと思っていた人々を、その本格的な走りでうならせた。谷川真理を育てた中島コーチの指導を受け、2008年から東京マラソンにも出場し、フルマラソンを経験している。
そんな彼が、カンボジアで開催された「第15回アンコールワット国際ハーフマラソン」で同国の現役オリンピック選手ヘム・ブンティン選手とともに走り、3位に入賞したことから、カンボジア国籍を取って、オリンピックに出場するという夢が浮上した。
初めは冗談かと思われたが、今年2月にカンボジア国籍への帰化を申請。5月21日には、カンボジアオリンピック委員会のチョモラン理事長から同国五輪代表への推薦書も得た。さらに、今月21日には、カンボジア政府観光省のトン・コン大臣とも会談している。コン大臣も、猫の国籍取得にバックアップを約束。このまま順調にいけば、カンボジア人、猫ひろしがまもなく誕生する。
カンボジアでも動物の「猫」は可愛がられているようで、今後、猫ひろしも同様に、カンボジアの人々に愛されることだろう。いずれにしても、来年のロンドンオリンピックが楽しみである。
猫ひろしオフィシャルブログ
[PR]