
第35回
モントリオール世界映画祭でワールドプレミア上映された『
月光ノ仮面』がいよいよ2012年1月14日、日本で公開。それに先立って12月14日
ヨシモトブックスよりノベライズ版が発売されます。これを出筆したのは同作品で監督・脚本・主演を務めた他ならぬ
板尾創路その人です。
「抱かれているのは確かに俺だけど、抱いている俺はいったい誰だろう?」、『
粗忽長屋』のこのシュールかつアイデンティティの喪失という非常に現代的な落ちを
板尾創路がどう料理しているのか一足先に小説で楽しめるというわけです。映画も予告編だけでも包帯の復員兵に
横溝正史『
犬神家の一族』の犬神佐清と青沼静馬の入れ替わりのパロディがありそうだったりと非常に興味をそそるものになっていて公開がとても待ち遠しいです。
ところで
板尾創路、衝撃の小説デビュー!!
ノベライズ版「月光ノ仮面」
映画公開に先駆け、11月14日発売
と書いちゃってる
よしもと堂書店さんも粗忽者ですが、
電人ザボーガーに続いて今度は
月光仮面かと思ったあなたもなかなかの粗忽者です。
月光ノ仮面 - よしもと堂書店
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