日本中が注目の中、男子フリーが終わり決着
フランス・ニースで開催されている「ISU世界フィギュアスケート選手権2012」の男子フリーが日本時間31日、日本中が注目の中行われた。ここで、驚きの結果が出た。最終組ではなかった羽生結弦が会場の空気を変えた。
途中転倒したにもかかわらず、「行くぞ!」と言う表情の後、圧巻の滑りを見せ、17歳であるという事を忘れる演技だった。演技終了してからも会場の興奮が納まらないほどだった。結果は銅メダル!日付の変わった表彰式では17歳らしい笑顔をほころばせた。演技中とのギャップも魅力の一つかもしれない。
▽伊東秀仁・日本スケート連盟フィギュア委員長の話 ペアに続いて快挙だ。グランプリファイナルに出た2人がここに照準を合わせて最後にいい結果を出せた。きょうの羽生はすごかった。これだけ層が厚い中で上位に来るのは大変なことだ。
(スポニチアネックスより引用)
(画像はイメージです)
一方高橋大輔は入賞して当然、パトリック・チャンを抑えて優勝との期待のかかる今回の世界選手権だった。ブルースの曲で演技と言う難しい課題をこなした。
以前のステップのような軽快なステップも入れず、観客を引き込む技術と表現力は、さすがに日本一の実力者であった。インタビューでは「勝ちたかった」と言いながら、それでも羽生結弦とともに満面の笑みで表彰台に上がった。
[七瀬]

スポニチアネックス
http://www.sponichi.co.jp/sports/
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