市長も苦渋の決断?
すでにTVニュースが各局取り上げたが、福岡市の高島宗一郎市長は21日、職員に公私を問わず1か月間、自宅外での飲酒を原則として行わないよう通知した。
「個人の自由だ」と反論する人もあろうが、1か月程度
外で飲めないことさえ我慢できない人は依存症でないかと自覚する方がいいかもしれない。世の中には夜勤や自動車運転にかかわる人でちゃんと実行できる人もいる。
(画像は「飲酒運転等不祥事再発防止アクションプラン」より)
特にこどもがたくさん犠牲になっていることを踏まえて、5月8日の市長会見の報道発表で「飲酒運転等不祥事再発防止アクションプラン」を発表した経過もあり、さらなる不祥事があったことから、業を煮やした要請であった感を受ける。
「飲酒運転等不祥事再発防止アクションプラン」概要
市長会見(5月8日)時に配布された「飲酒運転等不祥事再発防止アクションプランをまとめました」資料によると、このアクションプランは、150 名を超える職員が再発防止策のアイデアを自ら出し合い、そこから選ばれた18 名のワーキング・グループで具体的な検討を進めたものを土台として取りまとめたもの。
(画像は「飲酒運転等不祥事再発防止アクションプラン」より)
つまり1部の心無い職員に対して「現状の改善」を求める職員自らの行動である。かなりきめ細かいプランになっているが、それでも実行できないというのは、なぜなのだろうか?
「成績で首になる」民間企業でない、という甘さなのだろうか?公務員になる自覚を持って自分の職責を全うする自覚を持ってほしい。幼さの点で「小学生以下」と思われても仕方がない。
また、福岡市だけが問題ではなく、他の地方自治体でも同じことが起きている。こうなれば公務員試験時に「アルコールは飲めません」が必須条件になることも?公務員としての自覚のなさでは世も末か?
[七瀬]福岡市報道発表
http://www.city.fukuoka.lg.jp/index.html・飲酒運転等不祥事再発防止アクションプランをまとめました
・飲酒運転等不祥事再発防止アクションプラン
http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/33490/1/siryo2.pdf
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