あのパパイヤ鈴木も無呼吸症候群を発症
2010年5月24日、東京都内にて「
SAS睡眠時無呼吸 発見プロジェクト」の記者発表会が行われた。この発表会にはSASの啓発キャラクターを務める山田五郎さんと、過去にSASの診断を受けたというパパイヤ鈴木さんが出席した。
SAS(睡眠時無呼吸症候群)とは、睡眠中に脂肪や扁桃腺の肥大などによって気道が塞がれ、
呼吸がしばしば停止する症状のことをいう。パパイヤさんは「一番長い時は40秒呼吸してないときもあった」という。だが本人はねむっているので、
自分で気づくことはほとんどないといってよい。
肥満でなくても発症する身近な病気
呼吸をしていないわけだから当然脳をはじめとした体中の臓器が酸欠状態になる。結果昼間に眠くなったり、物覚えが悪くなったり、頭痛などの不快な症状があらわれることもあるという。
一番の原因は肥満であるが、要因は様々なので
やせている人や女性でもこの病気にかかることがある。
いびきがその無呼吸状態の前兆ともいえるため、もし家族の中にいびきが大きいかたがいたら、無呼吸症候群を疑ってみるべきだろう。運転中の眠気などで事故を起こしてからでは遅い。早めの治療を心がけよう。
SAS睡眠時無呼吸発見プロジェクト
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