
ビデオリサーチは2010年6月28日、同月25日に放送された、サッカー・ワールドカップ1次リーグの「日本対デンマーク」の関東地区での終盤の視聴率が、40.9%を記録したと発表した。
この視聴率は、試合後半途中の午前5時から試合終了の5時40分までの集計となっている。
気になる最高瞬間視聴率は、試合終了のホイッスルが鳴った午前5時20分。この時間の視聴率は46.2%を記録した。
試合が行われていた時間の午前3時から午前5時までの平均視聴率は、最も高い地区が札幌地区の30.6%、次いで関東地区の30.5%となっており、一番低い視聴率を記録したのは名古屋地区の26.2%となっている。午前3時から午前5時までの平均視聴率が20%を越えることは異例のこととなる。
前回のワールドカップでは、日本対ブラジル戦で関東地区の平均視聴率が22.8%となっており、今回のデンマーク戦は前回大会を大いに上回る結果となった。
勝てば決勝トーナメントに進出できるという大一番、仮眠を取り、デンマーク戦に合わせて起きた人も多いのではないだろうか。
自国開催以外で初めてのベスト16がかかっていたこともあり、期待感が高まってこの視聴率になったと考えられる。
Jリーグの中継は視聴率の不振にあえいでいるが、ワールドカップとなるとこれだけ視聴率が取れることが判明した。
やはり日本代表とは思い入れが違い、ワールドカップはある種のお祭りということもあり、興味のない人も見たのだろうが、ワールドカップでサッカーに興味を持った人は、是非Jリーグの試合も一度でいいので見てほしいと思う。Jリーグが活性化することにより、日本代表はもっと強くなる可能性を秘めている。
asahi.com-「デンマーク戦、午前5時以降の視聴率は40.9% 関東」株式会社ビデオリサーチ
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