
7月9日(金)スタートのTBS系
『うぬぼれ刑事』は、とんだカンチガイ刑事のドラマである。
長瀬智也×クドカン
主演は、
TOKIOの長瀬智也。脚本及び演出は
宮藤官九郎で、2人は『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)や『タイガー&ドラゴン』(2005年)でコンビを組んできた。
『うぬぼれ刑事』は、クドカンが7年かけて構想した企画が実現したもので、初の刑事ドラマだそうである。
あなたを、僕と結婚するの刑に処す。
なるほど…
“うぬぼれ”というキーワードは、長瀬智也演じる刑事が、ホレっぽい性格であることからきているらしい。
いわゆる名無しのデカで、
通称「うぬぼれ」で通っている。
「僕と結婚してください!さもなくば、逮捕します」と、容疑者に詰め寄る(笑)
うぬぼれは
“一目ぼれ”だと思っているが、普通の刑事ドラマであれば
“刑事の勘”というやつである。
うぬぼれが
“運命”を感じる女は、みな犯罪者なのだ。
うぬぼれ5(ファイブ)
行きつけのバー「 I am I 」に集まる常連客に、うぬぼれ心理学者の栗橋(坂東三津五郎)、うぬぼれパティシエの松岡(要潤)、うぬぼれ俳優の本城(生田斗真)、うぬぼれカメラマン穴井(矢作兼)。彼らも、負けず劣らずうぬぼれが強く
「うぬぼれ5」と呼ばれている。
また、うぬぼれ刑事の元カノ(中島美嘉)が、今は相棒である冴木刑事(荒川良々)と結婚しており、うぬぼれとの妙な三角関係も面白い。
うぬぼれの父(西田敏行)との関係もいい感じだ。なお、父も息子のことを「うぬぼれ」と呼んでいる(笑)
クドカン節がサクレツしている『うぬぼれ刑事』は、もはや“刑事もの”というジャンルではない、クドカンドラマである。
『うぬぼれ刑事』公式サイト
[PR]