ロバのニカワ「阿膠(アキョウ)」
2010年7月27日放送の
日本テレビ系列「魔女たちの22時」にて紹介された
「阿膠(アキョウ)」という名の食材。これをスープに入れて食べ続けた50歳の女性は、26歳の息子の彼女と間違えられるほど肌が若返ったという。
阿膠という言葉になじみはないだろうが、「膠(ニカワ)」と聞けばピンとくることだろう。阿膠はロバの皮を煮詰めて作られるニカワで、いうなればゼラチンの塊である。生薬として使われ、主に
貧血や婦人病の改善、
血行をよくするなどの効果があるとされる。
美容面では
肌荒れ・乾燥を防ぎ、新陳代謝を良くする。現存する中では最古の中国医学書『五十二病方』では、世界三大美人の一人である
楊貴妃も美容のために使用していたという記述が残されているという。
楊貴妃も使っていたというこの阿膠。ロバというあまりなじみのない動物からとれるということもあってか、値段はそれなりにする。また、ニカワであるため、独特の臭いがすることも忘れてはならない。寒天と同じく冷めると凝固するため、使用する際はスープなど温かい食べ物に入れるとよいだろう。
魔女たちの22時楽天市場:阿膠(アキョウ)
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