
7月8日(木)スタートのフジテレビ系
『GOLD』は、いわゆる英才教育の話である。
都内に巨大なスポーツジムを持ち、エステを経営するスパルタ母を演じるのは、
天海祐希。
金メダルをめざせ!
タイトルの
『GOLD』は、金メダルを象徴している。
早乙女悠里(天海祐希)はレスリングの金メダリスト(寺島進)と結婚し、最高の遺伝子を持つ子供を生む。
長男の洸(松坂桃李)は水泳、次男の廉(矢野聖人)は陸上、長女の晶(武井咲)は高飛び込みで、ロンドン五輪の代表候補選手にまで育て上げた。
しかし、長男は母に従順だが、記録が伸びずスランプに陥っており、次男は陸上をやめて自由になりたいと言い出す。そんな次男に母は、自分に従えないなら早乙女家を出るように命じる。
ビーチャイVSプアチャイ
悠里は、カリスマ美容研究家としてマスコミから引っ張りだこで、子どもの教育に関する本も出版している。
独自の教育論を持っており、子供を、心も体も美しい
「ビーチャイ=ビューティフルチャイルド」にするか、心の貧しい
「プアチャイ=プアチャイルド」にするかは環境にかかっていると言う。
小学校6年生までに礼儀や我慢強さを教え込むことが大切だと力説する。
『GOLD』の出演者は、悠里の秘書役に長澤まさみ、子供達のコーチ役に反町隆史。そして、重要な役割を担っているのが、母子家庭のエド・はるみである。
エド・はるみは息子に暴力を受けており、テレビで見かける悠里の教育論に強く反発、頻繁にいやがらせの電話をかけてくる。
脚本・野島伸司
天海祐希が冷徹な教師を演じた
『女王の教室』を思い出した。今回の天海祐希のスパルタ母は、あのときのスパルタ女教師のイメージに近い。『GOLD』でも、「覚悟と資格のない親は、子供を生まなくていい」など、過激なセリフを連発している。
脚本は、数々のヒット作を手がけてきた
人気脚本家の野島伸司である。
子供に自分の夢を託す親は多いだろうが、子供は親の思うようには育たない。親子で考えが一致しているならいいが、子供の性格を考えないと意外な落とし穴が待っている。
『GOLD』は、ビーチャイを持つ親、プアチャイを持つ親で意見が分かれそうなドラマだ。
あなたの子供はビーチャイ?それともプアチャイだろうか?!
『GOLD』公式サイト
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