(画像はACジャパン公式サイト「あいさつの魔法」より)
身体機能を対象とした心理学の中に、カクテルパーティー現象という概念がある。これはどんな「騒がしい状況下でも自分の名が呼ばれるとハッとする」という、音と脳に因んだ人間の習性を示している。
いわゆる、「ぽぽぽぽーん」効果。震災時に繰り返し放送されたACのCMに、同じような事が言えそうだ。あの印象深い音源が我々の注意を喚起させた。さて、最近テレビやCM、または店頭で使用されている宣伝用の音源などでよく耳にするようになった効果音として、「キラキラキラ~」というものがある。テレビでは字幕表示の際に使用される事が多い。
流れ星を擬態語として表した「キラキラキラ~」は、その周波数が携帯電話の着信音に近く、少なからぬ我々の注意を促す。事情通は「今のところ大きな苦情はないようだ。しかしこのまま継続して使われれば、いずれ問題になる可能性がある」と指摘している。
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