立体映像という新技術を搭載した3Dテレビ。目新しさを店頭で楽しむ人々は多いようだが、一方、所有者の75.5%が不満を抱えているようだ。調査は20〜40代の男女594人が対象、調査期間は4月28日から5月5日まで。
同調査はジーエフケー・カスタムリサーチ・ジャパンが行ったもの。所有者の75.5%が「3Dテレビに不満がある」と回答している。理由としては「見られる3D対応のテレビ番組の本数」(57.4%)がトップとなり、「見られる3D対応映画の本数」(53.7%)「追加で購入できる3Dメガネの価格」(52.0%)と続いている。
また「不満度の高さ」では、「3D映像を好きな姿勢で見られない」(23.5%)という回答がトップ。正面からの鑑賞を推奨している同技術への懸念は強いようだ。購買ニーズも低く、「関心がない(あまりを含む)」64.9%。「購入したくない(どちらかと言えばを含む)」70.3%の回答を得ている。平面の擬似的な立体技術では、そう多くの興味を引けないのかもしれない。
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