株式会社エンティスは、インターネット経由で取得した文字情報をフルHD映像に重ね合わせて表示できるネットワークライブテロッパーの第1弾として、「ニコニコ実況」のコメントやその他ネットワークサービスに対応可能な『デジタルテロッパ EN-NL1068』を、2010年9月上旬から順次発売する。
テレビがドラスティックに変わる
「ニコニコ実況」は、株式会社ニワンゴが提供する動画コミュニティサービス「ニコニコ動画」のメニューのひとつで、テレビ番組を見て感じたことを書き込み、他のユーザーと共感したり、自分の書き込みに対する他のユーザーのリアクションを楽しんだりすることができる無料のインターネットサービスである。
『デジタルテロッパ EN-NL1068』は、この「ニコニコ実況」のデジタルテロップをリアルタイムでテレビ放送に重ねて表示することができる、完全デジタル方式のテロッパーだ。映像出力端子としてHDMIが搭載されており、HD画質を損なうことなく、画面上にインターネット経由で取得した文字情報を表示させることができる。
また、「ニコニコ実況」だけでなく、RSS、2ちゃんねる、Twitterなどの文字を中心としたインターネットサービスへの対応も予定されている。さらに、ユーザーが情報の取得先を設定して、自由に情報を表示できるカスタマイズ機能も持っており、アイデア次第でさまざまな活用が可能だ。
価格はオープンだが、メーカー直販価格は19,800円(税込)となっている。なお、「ニコニコ動画」内のショッピングサイト「ニコニコ直販」では、本製品の発売を記念し、12,525(1万ニコニコ)円で販売される。
Editor's eyes
デジタル放送では双方向コミュニケーションが可能だが、「ニコニコ実況」のようなソーシャルサービスは提供されていない。本製品は、家庭のテレビの楽しみ方をドラスティックに変革し、今までにない「ソーシャルテレビ」へと進化させるデバイスなのだ。
株式会社エンティスリリース
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