
東日本大震災の全容がいまだ見えない今、被災地に何かを支援したいと思っても、何をしていいか判らず悶々としている人も多いことだろう。そんな人々の迷いを晴らす、機能的な「ほしい物リスト」がamazonに登場した。
被災地の「ほしい物リスト」
1人のTwitterユーザーがamazonの「ほしい物リスト」を使って被災地に物品を届けることを考え付き、amazon.co.jpのジャスパー・チャン社長にTwitterで提案。チャン社長は、「やります」とつぶやいて、翌日からサービスを開始した。
この「ほしい物リスト」は、「他の人リストをさがす」に「被災地」と入れクリックすると、被災地の避難所、学校、診療所などの一覧が出てくる。それぞれがほしい物をリストにしており、支援したい人は、各施設のほしい物と数量を確かめながら購入すると、直接、その物品が指定した施設に届くという、大変合理的なシステムだ。
このリストは、「ふんばろう東日本プロジェクト」のボランティアメンバーなどが、直接、被災地の避難所などで聞き取った実践的なものである。行政を介さない事から、ほしい物がすぐ被災地に届き、有効な支援が期待できる。大きなネットワークを持つ、amazonならではのサービスだろう。支援したい人はぜひ活用をしてほしい。
なお、このリストが見にくいという方には
こちらのリストも参考になる。
被災地「ほしい物リスト」ふんばろう東日本プロジェクト
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