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2024年06月01日(土)
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アラフォーには辛い、松本人志のコントMHKの大惨敗

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アラフォーには辛い、松本人志のコントMHKの大惨敗

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日刊サイゾーさんの「視聴率2.3%ショック! もう誰も見ていない松本人志のコント『MHK』の大惨敗」を始めとし、NHKの『松本人志のコントMHK』が酷いと評判だ。
松本人志
BSプレミアムで『松本人志 大文化祭』とブチ上げ15時から23時30分まで延々鬼のように長い時間を使って当日のMHK本放送を盛り上げようとしたのに結果は散々の視聴率2.3%。

パイロット版を見てみた。

そんなに酷いものなのか確認の為見てみることにした。先ず昨年10月に放送されたパイロット版を見たが、これが酷過ぎる。

一言で言うと

「めちゃめちゃ ひつこい コント MHK」 これに尽きる。

とにかくコント1つの尺が長い。手法としては下らないネタをしつこく続けることで、ジワジワ面白さを湧かせるというものだがそのネタが下らないことこの上ないので尺の長さが苦痛になる。

繰り返すが、とにかく長くしつこいのだ。冒頭の通販商品コントは陣内智則の方が上手くやるだろうと感じた。続く『大改造!!劇的ビフォーアフター』のパロディコントは制作費をかなりかけ元ネタを細か過ぎる程再現していたがやはり長過ぎる。幽霊を見たコントもしつこい。極めつけは最後の答辞のコントだ。「逆に」という最近よく使われる言い回しを皮肉ったものだが、しつこ過ぎてイラっとくるを通り越し軽く殺意を覚える程だ。「つぶやけ!アーカイブ」というNHKの昔の白黒ニュース映像を見て松本が一言つぶやくコントがあったが、それが一番面白かった。が、それはニュース映像が面白かっただけなのだ。

笑えないのか?と問われれば、ところどころ笑えるが視聴の苦痛がそれを上回っていると答えるしかない。視聴率6.2%というのも頷ける。パイロット版でこれだとキツイ。本放送第一回目を次に見るのが怖くなったが見ないことには始まらない。

さて、本放送は?

本放送1本目はダウンタウンの相方、浜田雅功とのコント。いきなり長過ぎてしつこい。パイロット版から1年経つのに何の反省も分析もされていないんじゃないかと感じた。

2本目の影絵はMay is quick to vomit.で笑わせようとしているのか、もうどこで笑っていいのかさえ分からない。単なるインターミッションなのか。

最後の3本目は推理サスペンスでは定番の列車内殺人事件を題材に有名どころのゲスト俳優を贅沢に多数使ったコントで内容は世界最初の推理小説、エドガー・アラン・ポーの『モルグ街の殺人』で明かされる不条理過ぎる犯人ネタを糾弾するマニアックなものに思えた。小説を読んだ人なら誰もが思う、あの犯人はないだろ!というツッコミをコントで表現していて知っていればクスっと笑えるが『モルグ街の殺人』が一般教養だとはとても思えないし、今回も「~的」という語彙をしつこくがなり立てて繰り返している。

本放送も「めちゃめちゃ ひつこい コント MHK」だった。

以上「感覚的かつ具体的かつ直感的かつ相関的に見ても」これはウケないと感じた。「客観的かつ主観的かつ俯瞰的かつ包括的に考え」ると視聴率が如実にその答えを物語っていると言わざるを得ない。

2.3%の視聴率は、やはりパイロット版の冗長でしつこいコントのせいで「逆に」本放送がスルーされた結果であるし、裏番組のフジテレビピカルの定理』に全く歯が立たなかったことの証明だろう。

松本人志は今も天才か?

ピカルの定理』と比べるまでもなくテンポが悪過ぎる。これでは若者はダレる、チャンネルを変える。2本目、3本目のコントはNHKの中の人だけが面白いと思っているのではないか?アカデミックなものをお笑いに変換しきれていない。

どうも「天才 松本人志」というアラフォー世代に刷り込まれたお笑い界の常識が未だに無条件に通用するものと制作スタッフは考えているように思われる。その常識を再考・否定することは自らをも否定する痛みが伴う辛い作業だろうが、硬直した思考からは今の笑いを作ることは出来ない。無形文化財の演目でもなし、無駄に金のかかった独りよがりのものを見せられても視聴者は困るし、こんなものに受信料が使われているのかと憤慨する人だっているはずだ。

パイロット版から1年かけた成果がこれならば次回放送分にも到底期待出来ないというのが今の偽らざる気持ちだ。

外部リンク

松本人志のコント MHK

視聴率2.3%ショック! もう誰も見ていない松本人志のコント『MHK』の大惨敗 - 日刊サイゾー




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