東芝ホームアプライアンス株式会社は、音声により同社製のエアコンやテレビなどを操作することができるボイスコントローラ『VOiPY』(型番:RB-VC01)を、2011年12月上旬に発売する。
ゲーム機能も搭載
『VOiPY』は、音声を認識し、赤外線通信で制御信号を送ることで、各機器の機能をコントロールすることができるハンズフリーリモコンだ。
同社製のルームエアコン(1999年10月以降発売の機種)のコントロールに加え、テレビ(リモコンタイプ)とワイヤレスリモコン機能付きLED照明器具の全機種でON/OFF操作も可能だ。
本製品では、あらかじめ登録されている『暖房』、『さむい』、『停止』などの音声認識ワード(26個)を使用することで21通りの操作が可能となっている。例えば、『暖房』と声をかけると、自動的に暖房運転を開始し、『さむい』と声をかけると設定温度を上げてくれるのだ。
動作トリガーとして、本体のスタートボタンを押すか、拍手やノックなどのハンドクラップ(3回手をたたくなど)で認識可能な状態となり、音声認識の結果は、合成音声またはメロディでアナウンスされる。
この他にも、『じゃんけん』という言葉に反応してグー・チョキ・パーからランダムに応えたり、『ラッキーカラー』という言葉に反応して7色の中からランダムに応えたりする、ゲーム的要素も用意されている。
本製品では、電源として単3形乾電池×3本を使用する。本体サイズは、H39mm×W82mm×D82mmで、重量は約91gだ。なお、価格は21,000円(税込)となっている。
Editor's eyes
音声認識ワードを意識する必要はあるものの、機能が増えすぎたリモコンを操作するよりは圧倒的な簡単さで各機器をコントロールすることができる。高齢者はもちろん、ガジェット好きにもお勧めの製品である。
東芝ホームアプライアンス株式会社リリース
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