「いい字一字」の語呂合わせにちなんだ12月12日の
漢字の日に毎年京都市の清水寺で
財団法人日本漢字能力検定協会が発表する「
今年の漢字」。
この一年の世相を反映する漢字として「絆」が選ばれた。大震災により一時は国家的危機に見舞われた今年の日本。震災後のキャンペーン「がんばろう日本」や、
なでしこジャパンの
FIFA女子ワールドカップ初優勝などからこの漢字を予想されていた方も多かったのではないだろうか。事実、今年も巨大な和紙に力強く揮毫した
森清範貫主もこの絆という文字を予想していたと語っていた。
個人的には、匿名の慈善活動ブームを作った
伊達直人、未曾有の大震災時に指揮を執っていた
菅直人元内閣総理大臣、そして大震災後に頻繁に聞かれたフレーズ「直ちに影響は無い」、これらに共通する「直」を選んで欲しかったところだが、来年へと繋がるこの時期やはり日本を元気にしていく文字が選ばれるのは無理なからぬことだ。
「今年の漢字」 財団法人 日本漢字能力検定協会
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