パナソニック株式会社は、フルハイビジョン3D映像も楽しめるデジタルハイビジョンプラズマテレビ「ビエラ」VT2シリーズ2機種を、2010年7月30日から発売する。価格はオープンとなっている。
PDPの高速性を活かす3D表示
今回発売となるのは、PDP(プラズマディスプレイパネル)が搭載された「ビエラ」VT2シリーズから、46V型の『TH-P46VT2』と42V型の『TH-P42VT2』の2機種である。
本製品には、残光時間が短くキレのよい新開発の蛍光体や、新開発の高速パネル駆動が採用された3D対応「フル・ブラックパネル」が搭載されており、右眼用と左眼用の映像が交互に高速表示される3D映像でも、2重像が少ないクリアな3D映像を楽しむことができる。
また、映画本来の豊かな色あいで深みのある映像を再現する「ハリウッドカラーリマスター」や、人間の視覚特性をベースとした画質の自動調整など、高画質を追求する機能が採用されている。さらに新機能として、2D映像を擬似的に3Dに変換して表示するユニークな「3D変換」機能も搭載されている。
省エネ機能も豊富に用意されている。同社独自の『エコナビ』により、センサーで視聴環境を検知し、適切な明るさや画質に自動調整したり、使っていない機器の無駄な電力を低減したりするなど、ムダを見つけて自分で省エネしてくれるのだ。
さらに、同社のレコーダー「ディーガ」に録画した番組を、離れた部屋の本機で再生して楽しめる 「お部屋ジャンプリンク」機能や、インターネット接続を利用した「Skype」のテレビ電話など、ネットワーク機能も充実している。
Editor's eyes
PDPの高速表示は、液晶パネルに対する優位性として有名なところだ。右目用と左目用の映像を交互に表示するタイプの3Dでは、その優位性が顕著となる。薄型テレビのシェアでは液晶パネルに押され気味のPDPだが、3Dが主流となる今後は、状況が変わってくるかもしれない。
パナソニック株式会社リリース
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