常識知らず・アートと称し悪ふざけ
動画サイト
「YouTube」に、目を疑うような酷い動画がアップされ、インターネット掲示板
「2ちゃんねる」で大炎上した事件をご存知だろうか。
首都大学東京のシステムデザイン学部4年の男子学生2人が、街を歩く一般の女性に向かって「写真を撮らせてくれ」などと声をかけ、女性が雑誌の取材かと問うと、
「ドブスを守る会です」と、信じられない言葉を発したのだ。
女性が、写真の削除を求めたのにも関わらず、その様子はモザイクなしで
youtubeに投稿され、その動画の存在を知った
2ちゃんねるの「既婚女性板」、「ニュース速報板」などの住民らが、怒り心頭し、近年まれに見る大炎上となった。
動画を投稿した学生等の個人情報が流れたり、写真が流失したりするなど、少々やり過ぎと思われる行為にまで発展し、「悪いことをするとこんな目に遭うんだ」と教訓になるほどであった。そして、
2ちゃんねるの住人等の手に寄って、大学や関係部署などに抗議の電話や批判するビラがポスティングされるなど、ネットを飛び出しリアルでも大騒動となったのである。
その結果、ことを重く見た大学側が24日、首謀者の2人の学生を退学処分、動画の音楽を担当した学生を停学処分とした。人の気持を考えず、酷い言葉を投げかけ、不道徳極まりない行動をとった責任は決して軽いものではない。この先、大学を離れてもなおアートの道を追求するつもりなら、もう二度とこのようなことしないで欲しい。人を傷つけて生まれるものは、アートで芸術でも研究でも何でもない。ただの、自己満足ではないのだろうか。
学生等はこの動画の他に、ネクタイ屋への嫌がらせのような取材や、盗撮疑惑、使途不明募金など様々な疑惑があり、全てが明らかになるまで、
2ちゃんねるなどでの騒動が収まらないのではないかと思われる。怒る気持ちも分からないではないが、決してやり過ぎてはいけない。学生等を執拗に叩いたり、プライバシーを侵害するようなことをしてしまえば、学生等と変わらなくなってしまうはずだ。
首都大学東京
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