開封終了まで1週間程度
7年間という長い宇宙の旅を終え、燃え尽きた
小惑星探査機『はやぶさ』の人気は今もなお衰えることはない。そして今
『はやぶさ』が地球に届けたカプセルが話題になっている。
先日、カプセルの中に1ミリ以上の物質が入っていないというニュースが流れ、落胆してしまった人も多いのではないだろうか。そんな人に嬉しいニュースが舞い込んできた。なんと、JAXA(宇宙科学研究所)が、試料容器の開封作業を準備する段階で微量の気体を採取したと発表したのだ。
まだ、その気体がどういうものなのかは分かっていないようだが、もし
イトカワ星のものだとしたら大発見になるのではないだろうか。24日からは試料容器を開封する作業が始まっており、1ミリ以下の物質が入っていないか1週間ほどかけて確認されるという。
気体でも微粒子でなんでもいいから、
イトカワ星の物が入っていればと、期待に胸を膨らましている
『はやぶさ』ファンも多いに違いない。色々な研究が進み、宇宙という見果てぬロマンが、どんどん近いものになり、『
はやぶさ』のような人気者が生まれたことで、宇宙に興味を持つ人が増えたはず。そんな人達の為にもこれからもドンドン研究が進んでいくことを期待したい。
JAXA
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