独立行政法人・宇宙航空研究開発機構(JAXA ジャクサ)は、7月14日に
小惑星探査機『はやぶさ』の後継機の『はやぶさ2』の開発計画を明らかにした。
話題になった
『はやぶさ』の後継機とあって、
『はやぶさ2』もこれから注目を浴びることになるであろう。まず驚くのは打ち上げなどにかかる費用である。なんと270億円という莫大な金額がかかるのだ。
それだけの費用がかかる
『はやぶさ2』は
『はやぶさ』と違って、遥かに画期的なのである。
『はやぶさ2』は
『はやぶさ』が訪れた「小惑星イトカワ」とは異なった、有機物や含水鉱物豊富にあるとされる小惑星を目指すのだ。その小惑星に人工クレーターを作り、惑星の内部から物質を採取するというのである。
遥か宇宙の彼方の小惑星に人工的にクレーターを作るって、まるでアニメかなにかの話のようにも思えるが、2014年の打ち上げを目指した、れっきとした現実の話なのだ。この計画が成功すればまた何年か後には、
はやぶさブームやってくることだろう。その日が今から楽しみである。
JAXA
[PR]