病院に搬送される乗客相次ぐ
ドイツで、走行中の
高速列車ICEの冷房が故障して、列車内の
摂氏温度が50度を越し、乗客が脱水症状を起こす事態となった。
ドイツの
高速列車ICEの冷房が猛暑のせいで動かなくなるという騒動が相次いでいる。10日、ベルリンを発車したICEの冷房がまもなくして動かなくなった。ICEは窓が開く構造ではないため、列車内はサウナのような状態になったという。
乗り合わせた乗客の中には脱水症状を起こす学生や、具合が悪くなる人が続出し、27人が病院に搬送されるなどした。あまりの状況に、窓ガラスを割る女性客が現れるほどだったというのだ。
記録的な猛暑の中、窓を閉めきった列車で冷房が効かなくなるハプニングを想像しただけで気分が悪くなる人もいるのではないだろうか。きっと、尋常じゃない暑さだったに違いない。このまま暑さが続けは、またこのような問題が起こるのではないかと市民も不安になっているはずである。早急に冷房の問題がクリアするように願いたい。
ドイツ鉄道 - Wikipedia
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