またほとぼりが冷めればコーチに返り咲くのか
埼玉西武ライオンズが22日、耳を疑うような発表をした。
大久保博元2軍打撃コーチ(43)を解任し、球団本部長付とするとのことなのだが、なんと原因が
2軍選手に対する暴力のようなのだ。
大久保コーチといえば、現役時代から
「デーブ」の名で親しまれ、引退後はタレントや野球解説者としても活躍してきた人物である。2008年に、西武の1軍打撃コーチに就任し、16年ぶりに古巣のユニホームを着て、チームの4年ぶりとなる優勝に大きく貢献した。だが、その年の11月になって、
愛人を殴った疑いで書類送検され、2009年はコーチ職から退き、編成部に移っていた。
今季からに久し振りにコーチ職に復帰をし、「左のおかわりくん」こと坂田選手など指導してきた敏腕コーチが、シーズン半ばで自らの不祥事で解任とは、選手はもちろんファンにも動揺が走ったのではないだろうか。それも、未来ある二軍選手に対しての暴行が原因となれば大問題である。
ここ数年、ゲンコツ一個でも問題となるご時世だというのに、なぜ大久保コーチは暴力を奮ってしまったのだろうか。背景に何があったかは分からないが、妻がいるのに浮気をし、愛人を殴るようなとても誠実に思えない人間をまたコーチにしてしまった西武という球団には問題はなかったのだろうか。このままコーチ職を解任しただけでは、同じことが起こってしまうのではないかと心配になる。
埼玉西武ライオンズオフィシャルサイト
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